通常、親族が無償できちんとやってくれるという方が多いですが、しかし、独身の人や子どもがいない人などは身近にこうしたことを頼める親族がいない方も多くいらっしゃいます。また、仮に親族がいたとしても、親族と仲が良くなったり、親族に迷惑をかけたくないという方も少なくありません。そういった方が死後事務委任契約を結んでおけば、死後の事務もスムーズに行われます。
死後事務委任契約とは、本人が生きている間に、自分が亡くなった後に死後事務をしてくれる人やその内容を決めておくために締結する契約です。死後事務委任契約は、本人と受任者(本人の死亡後に死後事務をする人)との間で締結します。本人が死亡した場合でも契約は終了しないことを契約内容の一部として記載しておくのが一般的です。
周りに頼れる親族がいなくても死後の事が安心
葬儀や納骨の方法等、自分の希望を生前に伝える事ができる
家族がいるが、迷惑をかけたくないという場合も迷惑をかけずに済む
ご家族やご親戚などが遠方に住んでいる場合、普段から交流がない場合など、頼れる、信用できる身内が近くにいない方。
同性婚が認められていない現在ではパートナーの死後の手続きが場合によっては難しいため、死後事務委任契約などをおすすめします。
死後事務委任契約は公的な手続きのため、しっかりとした書類の作成が必要です。
住まわれていた家に残った、生活用品から思い出の品までを整理、清掃する業者を手配します。